茶道で稽古の準備をする場所を水屋といいます。
稽古を始めるとここで点前に使う道具を準備したり片付けします。
ここで学ぶべきは整理整頓と自分の役割です。
道具の場所は全て決まっています。
点前に使った後同じところに戻すのも簡単なようで意外と難しいのです。
整理整頓されていれば整然の棚に並べられた道具もすっきりして気持ちが整います。
中心から道具の格が決まっていて並べてあるところからも格付けの意味や歴史も知ることができます。
また片付けの時に準備の人と重なってしまった時にどちらが優先にするべきか考えたり、片付けを任せたり、任されたりできるチームワークも大事なことです。
水屋一つとっても仕事にも十分通じるものです。