今日は京都裏千家へ弔問の記帳に伺った。生前お目にかかったのは2年前の初釜だった。『これからも青春』と元気にお話しされたのが印象的だった。『世界平和、一碗からピースフルナス』茶道を世界中に広めて先頭に立って旗を掲げ続けた大宗匠はもういない。亡くなってからその偉業改めて大きな器の方だったとわかる。種を蒔き続けた人、これからどの地で大きな実りをもたらしていくのか、残された者の使命である。その一部でも実らせたい。偉大な大宗匠の伝説はこれから始まる。
死してなお
2025.09.02
あなたのために
2025.08.28
お茶を点てるときのコツを大宗匠がおっしゃっていました。『ただ一心にあなたのために』答えはとてもシンプルでした。あなたがいるから私がいる、その反対も然り。相手があって自分が存在する。人は自分で自分のことは癒しきれない、だから誰かのためにしてあげること、そして誰かに何かしてもらうことで互いが存在します。お茶で亭主と客がいるのは人が生きる因果を教えてくれます。今日新しく知り合うだれかはいつか友人になりたいと待っていてくれる人かも知れません。お茶を習って作法が披露できるのは心が平安な人の自己表現です。
メッセージ
2025.08.25
忙しさは心を亡くすと書きます。そして絶え間なく入ってくる情報に惑わされて疲弊してしまうこともあります。先日その状態になっていた時急に大宗匠に修行時代に言われたことを思い出しました。
お家元が大宗匠に『こいつは能楽を習ったり熱心に勉強をしてしています』と言ってくださった時に『そんなことよりもお茶の修行を一心に先ずやりなさい。他のことに迷うな』と言われました。たくさんの人がいろんなことをやっていて華やかに見える時こそそう言った情報から敢えて離れて自分の信じた道をいくことが大切なのです。
鵬雲斎大宗匠ご逝去
2025.08.23
8月14日裏千家先代家元が102歳でお亡くなりになりました。26年前に今日庵水谷に入庵を許していただき6年間感動をあげました。いつも腰の座らない私には大変厳しく指導していただきました。お世話になっている間は宗匠の厳しい指導に辛く苦しい期間でした。今日亡くなられてから修行時代を思い出してふと腑に落ちました。私に何を指導されようとしたのかわかりました。
ありがたい教えとして今後の茶道人生胸に刻みなおして精進します。
博多はじめの一歩のお嬢さん
2025.08.13
先日旅行で博多で泊まりました。
友人が教えてくれてオススメ店の中か
数件お邪魔しました。
その中で居酒屋のはじめの一歩さんで店主のお嬢さん(おそらく小学生)がお店のお手伝いをしていました。
言葉遣い、客に対する気配りとてもよくできるお嬢さんでした。
親の仕事に対する尊敬、客をもてなす笑顔、言葉遣い。
家庭内でできる躾とはこのような子供を育てることかと感心しました。
人を育てるには子供が
良い環境に身を置けるように
親がする事ですね。