茶道に七則の教えがある。
茶は服の良きように
炭は湯の沸くように
花は野にあるように
夏は涼しく冬は暖かに
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
言葉では簡単なことだけど実践するのは難しい。
だからこそ茶道では日常生活が修行なのである。
自分では自分のことは何も証明できない。
だからこそ人の縁が必要なのである。
先人の残した言葉も然り
私たち自身を照らして導く光となる。
自然もそうである。
花は何を教えてくれるのか。
ありのままで咲く場所で咲く。
その姿を自分の身に置き換えて考えて
愛でて花を茶室に入れるのである。
感謝を込めて