毎年3月の釣り釜の時期に茶飯釜の茶事を催します。現在日本文化体験サイトオトナミで簡単ですが茶飯釜の会を開催しておりとても人気です。
自分はこの茶事は毎年楽しみにしています。
自分がどれくらい修練を積めて茶道を作法から離れて楽しめているかを測れるからです。
手続きに決まりはなく茶事の流れの理解度、タイミング、咄嗟のハタラキを総合的にレベルアップしないと亭主の楽しみには到達できないものだと思うのが正直なところです。何よりも亭主ご手続きでモタモタしているようではお客さまは不安に感じるだろうなと思うのです。
手続きから離れたら本当に亭主も楽しめる、亭主が楽しくやっているとお客さまも楽しめる。
そういう意味で毎年自分が一年でお茶がどれだけ理解度を深めているかを振り返る貴重なお茶事です。